バーナーを選ぶ基準は何があるでしょうか。
- 火力
- 燃料 OD缶・CB缶・ホワイトガソリン
- 五徳の安定性
- 重量
- 耐荷重
- サイズ
- 防風性
- 火の上がり方
- 分離型・一体型
以前に外めしを作る時に失敗したことは弱火の調整ができなくて飯盒炊飯で焦がす。弱火ができずに蒸し料理で水分が蒸発してクッカーを焦がす。フライパンの中央に火力が集中して焦がす。冬場にバーナーの火力が上がらずお湯が沸かない。五徳が不安定でクッカーが落ちそうになる。五徳がクッカーのサイズに適せず使用ができない。
いくつかのバーナーを使用した中でsnow peak ヤエンストーブレギはそのようなストレスを感じずに使えるバーナーであった。使用して良かった点を紹介する。
仕様

- サイズ 190×210×147(h)㎜ ゴトク径 ф180mm(250缶使用時)
- 重量 本体220g、イグナイタ 16g
- 収納サイズ バーナーユニット 70×126×59(h)㎜ 器具栓ユニット 21×136×25(h)㎜
- セット内容 本体 イグナイタ 収納ケース
- 最大出力 2900kcal/h
- 材質 本体 ステンレス アルミニウム合金 ブラス ゴム
- イグナイタ プラスティック ステンレス
使い方
本体の2つのパーツを接続し、OD缶と本体を接続する。OD缶は最後につけた方が組み立てやすい。

バルブを右周りに回しガスが噴出されたら、イグナイタで着火する。
良かったところ
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五徳のサイズによってはシェラカップを乗せることが難しいバーナーがある。ヤエンストーブレギはシェラカップを乗せることができ、縦長のポットも乗せられる。

五徳は4枚でクッカーを支える構造。安定性が良くクッカーが落ちそうになる心配はない。1.5ℓの大鍋まで使用可能。少人数の料理に適している。

火はクッカーの中央に集中せず、周りへ広がるように立ち上る。
snow peak ホットサンドクッカー トラメジーノを使用時。クッカーの中心に五徳が設置するように使用。ホットサンド2枚分を焼くクッカーであっても、火の広がりがあるためパンの端までしっかり火が通る。トラメジーノを使用する時はこのバーナーを使用すると決めている。
トラメジーノでホットサンドのおすすめの焼き方は弱火~中火で表2分・裏2分 焼き色を見て 表・裏にそれぞれ1~2分追加で焼くとちょうど良い焼き加減になる。ホットサンドは焦がしたくない。
最大火力は2900kcal/hであり、火力の強さに困ることは今までにない。肉まんの蒸し直しする際に弱火にする必要がある。弱火が安定しているため、クッカー内の水分を飛ばしすぎずに蒸すことができる。炊飯時に弱火にしても安定して調理可能。

分離型で支持面積が広いため固定型と比べてもバーナーが倒れる心配がない。固定型よりも重量は増すが登山で使用しやすい軽さ。風が強い場合は風防は必要。

OD缶はCB缶と比べて高価であるが、冬の気温低下に対応できる。
暖かい季節は左の銀缶を使用し、冬の寒い季節は右の金缶を使用する。冬にCB缶のバーナーを使用時に火力が低下すると、調理が進まずかなりストレスを感じる。
まとめ
五徳が広い、分離型で支持面積が広いためクッカーを乗せても安定して料理可能。
使用できる鍋は1.5ℓの鍋まで、少人数での料理に向いている。
火力の調整が容易で、料理をすることが好きな方におすすめ。
軽量で登山でも使いやすい。
OD缶の交換でオールシーズン使用可能。
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