圧倒的に料理がしやすいガソリンバーナー MSR ドラゴンフライ

キャンプ道具

CB缶・OD缶のガスバーナー・ガソリンバーナーを使用してきたが、火力調整がしやすいバーナーは数が少ない。どうしても火力の強さを意識している製品が多いと感じている。MSR ドラゴンフライは火力調整がしやすく、弱火での調理が簡単であった。

炊飯で大事なことは沸騰ぎりぎりの弱火で加熱すること。火力調整がしやすバーナーであり、炊飯の失敗はなくなるであろう。ガソリンストーブのため冬場の気温低下の影響がない

スペック ※HPより

サイズ(五徳経)直径190mm 高さ100mm

収納時(本体のみ)180×120×90mm

重量(ストーブ+燃料ポンプ)412g

パック重量 578g

燃焼時間(600ml液体燃料あたり) ホワイトガソリン:126分 灯油:153分 ディーゼル:136分

1リットルが沸くまでの時間 ホワイトガソリン:3.5分  灯油:3.9分 ディーゼル:136分

最高出力 約2192Kcal/h

使用燃料 DGジェット(出荷時)ホワイトガソリン 無鉛ガソリン

     DKジェット(付属)灯油・軽油・ジェット燃料

価格:23100円(税込)

セット内容はバーナー本体、燃料ポンプ、取扱説明書、メンテナンスキット、風防、熱反射板

※燃料ボトルは別売りです。

収納袋

使い方

着火準備

燃料が入ったボトルをポンピングします。燃料が満タンの場合は20回、半分以下は30回行います。

燃料の分量によって誤差はあるため、ちょっと抵抗感がでてきたくらいでも問題ないです。

ポンピングの前にバルブが閉じているか確認してください。

燃料ポンプとストーブの燃料パイプを接続します。 外れないようにキャッチアームでロックします。

バルブが上を向くように燃料ボトルを設置します。

着火手順

ポンプのバルブを左に回して適度に緩めます。

火力調整用のバルブを左回しに開け、プレヒート用に燃料を少量出します。

青い○から燃料が出てくると、バーナーカップに燃料が溜まります。溜まったらバルブを閉じます。

燃料に点火します。

プレヒート中です。プレヒートの炎が小さくなったら、徐々に本体のバルブを開けて青い炎になるまで待ちます。特有なジェットの音がします。青い炎になったら火力が安定したことになります。

※火力が安定しない場合は再度プレヒートをやり直します。

火力調整

本体のバルブをはじめの位置から左回しに開き、水平になる程度が弱火になります。

中火は弱火からバルブをさらに半回転させます。

強火は中火からバルブを半回転させます。

さらにバルブを半回転ちょっと回すと、最大火力になります。

強火と最大火力ではあまり変わりがないように見えます。

上記のようにバルブの操作で火力の調整が簡単です。弱火の設定でも火が風で消えることなく安定しています。

風防は必要

五徳と火までに距離があるため、風の影響を受けやすいです。最大火力でも風が強ければ、加熱できません。

セットの風防を使うとバーナーを全体的に覆うことができます。風防の高さがあるため縦長のクッカーを使用する場合は問題ないです。フライパンを使用すると取っ手が風防と干渉し、使いにくいです。

管理人はZERO GRAMの風防を使用しています。長さが少ないため全体を覆いにくいですが、調整はしやすいです。

ドラゴンフライの調理例

過去にシチュー・ナポリタン・炊飯・炊き込みご飯・焼き豚を作りました。6インチのステンレスダッチオーブンを使用することができました。

火力調整が簡単であり、炊く・煮る・炒めたりと失敗が少ない。

他のバーナーでは火力が強すぎて焦がしてしまう失敗を多く経験しました。バーナーによっては弱火にすると火力が安定せず、火が消えてしまう物もあります。

強火が必要になる場面は早くお湯を沸騰させたい時、鉄鍋を利用した中華料理を作る場面でしょうか。

多くのフライパンや鍋の料理は弱火~中火で作ることができます。

使いにくい点

本体のサイズが大きいため、軽量でない。

シェラカップは五徳に乗せることができない。

他のガソリンストーブと比べて最大出力が小さい。

ホースが硬い。

特有のジェット音が大きい。

まとめ

サイズが大きいため、軽量を目指している方には使用しずらい。

マルチに液体燃料を使用できるため、海外でもガソリンを入手して使用できます。

ガソリンストーブであるため、気温低下も問題なく年中使用できる。

操作方法も簡単で着火での失敗することはほとんどない。

火力調整が簡単で調理がしやすい。

調理の時は風防が必要。

価格は23100円(税込)と高価であるが、十分に買う価値はあると思います。

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